2005年09月05日

初秋

昨日の夕食はしゃけのむにえる#2)でした。
食欲の秋ですの☆

そして、読書の秋です。

以前、深夜番組の話を取り上げた際に登場した、胡散臭いオッサンこと秋庭俊氏。


買ってしまいました彼の本。
しかも3冊+α。


amazonって怖いねテヘ

で、第一作『帝都東京 隠された地下網の秘密』を読み始めてはみたのですが…
困りました。壊滅的に文章が下手なせいで、内容が全く頭に入ってきません。目に出来ない上に三次元的に広がる地下の話ですから説明が大変なのは分かるのですが、名詞をグチャグチャと列挙した挙げ句に指示代名詞で説明し始めるので、行きつ戻りつしながら考えて読まないと文章を理解することすら不可能なのです。
理解の助けになるはずの図は、引用元の図面をそのまま載っけた挙げ句に独特な言い回しで説明するもんだから脳内はますますカオス状態。必要な線だけを整理した図を用意すれば説明自体を簡略化できると思うんですけどねえ。
また、全体の構成も、何も考えずに脳内を垂れ流したかの如く話の筋が錯乱しているため、いったい何が言いたいんだこのオッサンは、と思ってしまうことしきり。地図の話が地下鉄の話になり、また地図に戻って次に首都高の話になったと思ったら小竹向原の話になって、かと思えば国会議事堂の話になって、また地下鉄に戻って(以下省略
内容以前にこんな罠を用意していようとは、やるなバッキ(注:彼のアダ名。作中に登場します)。これで読者を混乱させて「いいよもう、東京は戦前から穴だらけで」と、思考停止に陥らせるつもりだな、そうはいかないぞ!

とはいえ、こっちも鉄ちゃんじゃないんで、専門外な話になるとツッコミの勢いもやや削がれ気味。内容的には資料から勝手に妄想を膨らませてるようにしか見えないんですが、何というかこう、うまく突っ込むツボが見えてこないんですな。例えるなら、遙か昔の級友から突然連絡があって呼び出されてみたら、顔の表面にふれんどりぃな笑みをこびり付かせた女性と引き合わされて、どこからかお金が沸いて出てくるかのような途方もなく深遠な世間話を拝聴させていただいた時のような感じと申しましょうか。いえ、そんな経験はございませんが。

が、よりツボを突いた突っ込みと言っても、今から鉄道、建築関係の資料や公文書を当たるのはさすがにダルいわけですよ。ていうか、そこまでして突っ込むほどのネタかとも思いますし。って、それを言っちゃうと全てが終わってしまいますが。
というわけで、よりお手軽に突っ込みの裏を取るため、2chの突っ込みスレを参考にさせてもらう事にしました。いや、壺まで買っちゃったんですけどね壺。アホだな俺。

そんなこんなで、目下悪文と格闘中。ツッコミはしばし待たれよ。
たぶんもう一回読んでポイントを整理しないとダメかと。ツッコミどころ多すぎorz

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