2007年05月03日

男のカーナビ

最近垢ハックトロイが流行してる…というか、あちこち罠URLが貼り付けられてるようです。
まったく、バカどもにオモチャをくれてやるとロクなことせんですな。社会性の乏しいクズは
月の穴にでも隔離されてくださいよマジで。

というわけでですね、うちのBlogのコメントにもとうとう貼り付けられてたわけですよ、はい。
「日本語でおk」な感じの破綻した日本語で、一見RMTか垢売りのコメントスパムのようでも
ありますが(いや、それもそれで極めて不愉快なンですけども)、垢ハクスレでも見慣れた
罠URLでした。

もう不可視にしてありますし、アクセス記録だと地雷を踏んだ人はいないみたいですけど、
4/21の21:00頃に書かれてましたので、その間にコメントの怪しげなURLを踏んでウイルス
対策ソフトで検知されなかったのであれば高確率でヤバいです。OSの再インストールを
激しくオススメします。
ちなみにROのパスだけでなく、あらゆるパスが盗まれる危険性がありますのでご注意を。


さてさて、良く晴れた木曜日、どこか自転車で行きてへな。
てなわけで、久しぶりに自転車ネタです。

本日のお題は、環八…は調べれば調べるほど苦行もしくは自殺行為に思えてきたので
保留いたしまして、今回は隅田川の橋を制覇する旅です。

橋、いいですよねえ。単なる実用的建築物にどどまらず(中略)橋には浪漫が満ちている
と言えましょう。まあ、書くほど好きってワケでもないんですが(ォィ

まずは隅田川について軽くおさらいしてみましょう。
隅田川は赤羽辺りの新岩淵水門で荒川から分岐して東京湾に注ぐ23.5kmの川です。
元々は入間川の下流部だったとか色々あるんですが、その辺りはWikipediaでも読んで
いただくとして
、隅田川の橋の多くが個性的である事はよく知られていて、隅田川の観光
水上バスでも主な見所とされています。
隅田川の橋は、一般道や首都高、鉄道、水管橋やら送電橋なども含めると、全部で39本
あるんですが、そのうち自転車で通行できる26本とオマケの1本を渡ってきました。

まずは家から隅田川の始点へ出発。
ホントは最初の橋へ直接行く予定だったんですが、ルートを決めた後で、つい最近に橋が
もう一本開通していることが判明しまして、あまり下流部でルートを変えたくなかったので
こういうルートになってしまいました。たしか+5kmぐらい。

ちなみに現地まで音声案内だけで携帯にナビさせてみましたが、画面を見ないと全っ然
使えないんですねこれ。「あと300m」の直後に「あと100m」と言ってみたり、そのくせ肝心の
交差点では沈黙を守ってみたり、明らかに垂直に交わるT字路で「左斜め方向です」とか
言ってみたりもう散々。
知ってる道だったからよかったものの、もしあれで辿り着けたらそいつはエスパーかと。
今回はゴチャゴチャとしたルートなんで、迷った時にと期待してたんですがねぇ。


はい、毎度お馴染み荒川河川敷です。
今日も下流に向かって走ると逆風ですよ奥さん。


新岩淵水門の上から隅田川方向をみたところ。
ここが隅田川の始まるところというわけですな。

 
1本目。新神谷橋
正直に言いましょう。こんなにどうでもいい感じの橋とは思ってませんでした。
外観の凡庸さに加えて、自転車を転がして上げるスロープは階段脇にあるものの、走って
通行できないのもマイナスポイント。そりゃまあ、それすらない某陸橋よりはマシですけど。
そういやどちらも環七ですな。偉大なる環七様を自転車如き下賤の乗り物で走り回るなっ!
というお役人様のご意向なんでしょうか。あぁすんませんねえ身分卑しくて ( ゚д゚)、ペッ
どうでもいい事ですけど、親柱の彫刻がゴ○ブリに見えなくもないですな。近所の小学生
にはきっとゴキ○リ橋とか呼ばれちゃったりしてますよエエ

 
2本目。新田橋。しんでん、と読みます。震電とはたぶん関係ないと思います。
これまた凡庸気味ですが、いちおう片側に2箇所づつバルコニーが設けられてます。
他の橋と較べると小さな橋ですが、微妙な寂れ具合がイイ雰囲気でした。

 
3本目。新豊橋
こいつが最近開通したアーチ橋です。今年の3月完成とのこと。
写真の手前側が新興のマンション群というか団地になっていて、その雰囲気に合わせた
近代的なデザインになっています。でもなんかアーチが飾りにしか見えないんですが。

 
4本目。豊島橋。北区豊島の地名から命名されてるので、豊島区とは関係ありません。
新豊橋に続くアーチ橋。あっちほど個性的ではありませんけど。

 
5本目。小台橋
やはりアーチ橋。しかしだいぶ風格めいたものを感じます。黄緑色の塗装がまぶしい。

 
6本目。尾久橋
新神谷橋以上にどうでもいい感じの橋。やっぱり乗ったまま通行できないし感じ悪すぎ。
そのまま荒川に架かる扇大橋に繋がってるため一つの橋と思われる事しばしばとか。

 
7本目。尾竹橋
こちらは水色のアーチ橋。バルコニー付き3LDK
橋の袂には橋と隅田川を望めるテラスが設けられてます。


8本目。千住大橋。その昔は単に「大橋」と呼ばれてました。
R4の交通量が増えたとき、横に新たな橋を増設するという場当たり的な処置がされたため
皮肉にも日本最古のタイドアーチ橋として残存することになったそうで。もっとも、R4の
交通量をバイパスできるような橋は当時(昭和48年)周囲になかったはずで、この有様も
仕方ないかもしれませんが。
写真で右側に見えている面白みのない橋が上り車線です。ちなみに歩道はこちら側の橋
にしかありません。

 
9本目。千住汐入大橋
昨年開通した割と新しめの橋。意匠的には面白くも何ともない桁橋ですが、堤防テラスや
堤防上の歩道など、周囲に新品感が残っていて雰囲気は悪くないです。

  
10本目。水神大橋
やっぱりアーチ橋ですが、こちらはニールセンローゼ橋。美しい青色も特徴。

 
11本目。白鬚橋
この間の明治通り半周のときは化粧直し中でしたが終わったようです。
独特の重厚さがあって見栄えのする橋ですな。
余談ですが、鬚(あごひげ)であって、髭(くちひげ)ではない、とのこと。

 
12本目。桜橋
両岸にある隅田公園を繋ぐ歩行者専用橋。写真では分かりづらいですが、X字型の形を
している変な橋。台東区側には野球グラウンドやテニスコート、陸上トラックなどがあり、
草野球のギャラリーやランニング中の野球少年などでいっぱいでした。
俺としては『逮捕しちゃうぞ The Movie』で爆破された橋という印象が強くてですね…

 
13本目。言問橋
長大なゲルバー橋。意匠としては平凡な感じがするのですが、川端康成に言わせると
 清洲橋が曲線の美しさとすれば、言問橋は直線の美しさなのだ。
 清洲は女だ、言問は男だ。

だそうです。
ちなみに名前の由来であるとされる言問団子は桜橋の近くにあります。

 
14本目。吾妻橋
浅草駅に最も近い真っ赤な上路アーチ橋(写真では逆光で色は分かり辛いですが)。
場所柄か人がいっぱいです。浅草側の袂には水上バスの乗り場があり、そこがまたえらい
混雑してました。


吾妻橋と言えばこれ。unk…もとい、スーパードライホール。
橋上から見上げると超特大の大迫力ですよ。

屋上のオブジェは炎をイメージしたものであり、本当は縦にするハズが行政の横槍が
入ったためあの有様と言われていますが、縦にしたところでunkビルの誹りを免れられた
かというと激しく疑問。3つ並べる予定だったという説もあるらしいですが、そんな事しても
やっぱり特盛りunkでしかないと思いますっ

 
15本目。駒形橋
中央部が中路式ソリッドリブタイドアーチ橋、両端が上路式ソリッドリブアーチ橋という
ハイブリッドな橋。珍しくはありませんが。橋脚部の出っ張りはバルコニーになってます。
石造り部分の古びた感じに風格を感じる…とか思ってたら竣工は昭和2年だそうです。
着工は大正13年だそうですから、大正浪漫の名残ですかねえ。

 
16本目。厩橋
鶯色の3連アーチ橋。分かり辛いのでもうちょっと脇から撮影。


こんな感じです。

またまた余談ですが、この下を都営大江戸線が通っているのですが、橋脚を挟むように
橋の真下を迂回してるんですな。そして地下といえば秋庭某ですが(笑)、案の定ここも
昔から地下が掘ってあった証拠である、としています。
橋というのは有事の際に攻撃目標にされ易い構造物であるからして、その下に地下道を
造った場合、橋と共に被害を受けてしまう。従って地下道は橋の真下を避けるのが戦前
戦中の鉄則であった。つまり大江戸線の地下道は戦前か戦時中に造られたものである。
確か、そんなところでしたかね。
しかし実際のところ、隅田川にかかる橋の真下を走ってる地下鉄はというと東西線だけ
だったりするんですけどね(笑) 他の路線はというと微妙に橋を避けて走ってます。
ああでも、全ての地下道は戦前に造ったモンだってのが彼の言い分でしたから、それは
それで証拠になるんですかね? あれ?だけどそうすると東西線は…?

話を戻しましょう。

混雑を避けつつ走行距離を短く取れるという事で、水神大橋辺りから裏道ばかり通るよう
ルート設定をして、我ながら素晴らしい計画だとか調子コイてたんですが、実走してみると
コンビニがなくて水の補充がままならないという問題が発生。
手持ちの水は千住汐入大橋辺りで飲み尽くしてしまい、結構前から無補給。
この辺りから徐々に体調がヤバい感じになってきまして、いっそこの先は明日行ってから
何食わぬ顔で「今日行ってきました」という事にしてしまおうそうしよう、うはw俺天才www
とか思ったりもしたわけですが。


夢からさめなさーい

ああ、過労死したハズのTOMさんがこんなところから…
まあ日を変えると写真の陽の傾き方でばれますけどね。

 
はい17本目です。蔵前橋です。ちゃんとその日のうちに行ってます。
普通に通ってる分には、バルコニーがあること以外は別段変わったところのない橋ですが
実は目にも眩しい真っ黄色の上路式アーチ橋。
個人的には、両国橋と共に最も利用頻度の高い隅田川の橋ですね。
今回、写真を撮るため横に廻って「うわぁ(´д` ;)」と思ったのはナイショです。

 
18本目。両国橋です。
こちらも通り抜ける分にはそれほど変わった印象を受けることはない橋ですが、フェンスや
歩道のタイルなど、細かい部分で意匠を尽くした橋です。親柱の上に乗っかった大きな
玉も特徴的です。構造は言問橋と同じゲルバー橋ですが、こちらはバルコニー付き。
両国橋の由来は、両端が武蔵国と下総国だったため、両国に架かる橋ということで両国橋
と呼ばれるようになったとのこと。実は両国というのは橋から由来した地名なんですね。

  
19本目。新大橋
石川島播磨重工の施工による斜張橋です。
この8本のケーブルに意味はあるんだろうか、とか思わないでもないですな。
色といい形といい、インパクトだけは隅田川の橋の中では一、二を争うんですが。

 
20本目。清洲橋
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

個性派揃いの隅田川の橋の中でも最も優美とされる鋼鉄製吊り橋。第一回土木学会選奨
土木遺産に認定されていて、西側の袂にそれを示す看板が立っています。
水神大橋より下流の橋の殆どに言えることですが、夜になるとライトアップされて美しさが
一層増します。


21本目。隅田川大橋
名前だけは立派ですが、何の変哲もない桁橋です。2段構造で、下段は一般道、上段は
首都高になっています。ネームプレートは撮影し忘れましたが全く気になりません。
景観破壊橋と呼ばれてるとか、色々なところで名前を出してもらえないとか、様々な不遇を
かこっている橋ですが、うん、ごめん、俺もあんまり好きくない。
歩道が広いのはいいんですけど、もうちょっと外観は何とかならんのかという感じですな。

 
22本目。永代橋
隅田川を代表するタイドアーチ橋。帝都東京の門、とも言われていたとか。清洲橋と共に
第一回土木学会選奨土木遺産に認定。
上部にある電光標識は走行可能なレーンを示すもので、状況によって上りを3車線にしたり、
下りを3車線にしたり調整できるようになっています。まあ、永代通り自体が上下3車線の
6車線ゆえの苦肉の策なんですけどね…


と、そこへ東京都観光汽船の誇る珍獣ヒミコ登場。乗務員的にはどーなんでしょうあれ。

 
23本目。相生橋
順番的には中央大橋の方が上流ですが、ルートの都合上こちらを先に渡りました。
見た目的にはごく普通のトラス桁橋で、特筆すべきものは何もありません(ぉ
まあどんなに言葉を尽くしたところで次の中央大橋にインパクトで勝てまいて…


24本目。中央大橋
フランスのデザイン会社に設計を依頼したという斜張橋。主塔の上部がVの字状になって
いるのは兜の角飾りをイメージしたものだとか。
写真と反対側の橋脚部に、時のパリ市長だった現シラク大統領から贈られたという彫像が
あるそうです。くそう、見逃したぞコンチクショウ
ちなみに東京都はこのお礼として屋形船を贈ったとか。おいおい正気か。そりゃまあシラク
さんは親日で知られてるけどさぁ…。セーヌ川に浮かぶ屋形船って…あぁ…

 
25本目…ではなくて、オマケ。南高橋
関東大震災後に改架された昔の両国橋の3連トラスのうち、損傷の少なかった中央部分を
補強、改造して架けられた、元、隅田川の橋。
構造自体は明治時代のもので、鋼鉄トラスかつ河上の橋としては都内最古、全国でも6番
目に古い鋼鉄トラス橋という、地味に歴史ある橋だったりします。

 
今度こそ25本目。佃大橋
東京マラソンのコースにもなった桁橋。一見、何の変哲もない橋のように見えますが、
当時の土木建築技術の粋を凝らしたハイテクな橋、らしいです。
橋桁製作は石川島播磨重工。ほら、こう書くと何となくすごい橋に思えてきません?

 
ラスト、26本目。勝鬨橋
両端こそ何度も出てきたソリッドリブタイド橋ですが、この橋の最大の特徴は何と言っても
中央部の跳開型可動橋でしょう。
清洲は女だ、言問は男だ。しかし、勝鬨は漢のロマンだ!(えー)
ちなみに修理すれば跳開自体は問題ないらしいです。修理に10億だそうですけど。
個人的には、海上保安庁の巡視船を通すために跳開する『逮捕しちゃうぞ The Movie』の
あのシーンを思い出してしまったりするんですがね…


ああ、夕暮れの東京タワーがやけに目にしみるぜ。
帰るのめんどくせー…いや帰ったけど。


以上、隅田川の橋を制覇する旅、でした。
いやー、出るのが遅くなったんでどんどん暗くなるわ寒くなるわで参りました。
目的地から目的地が近いうえ、ワケの分からん裏道ばっかりでスピードが上がらなくて
やたらと時間がかかったのもありますけどね。そのせいかやたらと疲れましたし。
まあ疲れたのは久しぶりに長距離を走ったってのもあるんですけど。いきなり環八とか
やらなくて本当によかった…。

しかしまあ、夜の方がライトアップされて綺麗なんで夜の部もいつかやりたいですね。
さすがに全制覇とか無理だし無駄なんでやりませんけどね。新神谷橋とか夜行って何が
変わるんだって感じですし(笑) やっぱり水神大橋以降ですかね。


本日の走行距離:56.35km  所要時間:約6時間

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